Pinterest Story Vol.9 - 「まるで自分だけの雑誌」と語る、テーブルコーディネートのスタイリスト Yukiko Sugano さん

ビジュアルディスカバリーエンジンの Pinterest では世界中のユーザーが好きなものを発見し、それをきっかけに何かを実現しながら、自分に向き合う時間を楽しんでいます。
ユーザーの数だけ、素敵な使い方があります。このコラムでは日本の素敵なユーザーとその Pinterest 活用法をご紹介していきます。
今回はテーブルコーディネートのスタイリストとして活躍する Yukiko Sugano さんの Pinterest Story です。
-お仕事について教えてください。
テーブルコーディネートのスタイリストとして、食住のスタイリングを中心に、雑誌やウェブの写真撮影をメインで担当しています。企業様の商品の魅力を引き立てる小道具さんみたいな仕事です。
結婚を機に、最初は専業主婦をしていたのですが、料理があまり好きではなくて笑。自分の気分を盛り上げるために食器にこだわり始めて、晩御飯の画像を友達にシェアしたら、すごく反応が良かったんです。
そうしたことをきっかけにブログを始め、そこからコラムやスタイリングといった今のお仕事へと繋がっていきました。
-Pinterest を使い始めたきっかけを教えてください。
Pinterest は私が今の仕事をするようになる前から使っていたんです。ですので、6-7 年前から使っていたと思いますね。最初は、画像集めや素敵な写真を見ているのが楽しくて、ずっと使っていました。
その時に眺めていたインプットが、その後のキャリアに繋がったかもしれないな、と思いますね。当時は仕事ではなく趣味感覚で、Pinterest でみたスタイリングを参考にスタイリングしてみたり、写真撮影の参考にしたりしていました。
今振り返れば、Pinterest でそうやって自主練していたことで腕を磨くことができたのかもしれない、と思います。
-そこから Pinterest の使い方は変化しましたか?
はい。テーブルスタイリングの仕事をするようになってからは、クライアントとのコミュニケーションツールとして、また仕事のアウトプットの参考としてリサーチ目的で使うようになりました。
-仕事以外でも Pinterest は使っていますか?
はい!毎日使っています。
-具体的に Pinterest で何か試してみたことはありますか?
たくさんあります。例えば、友達とホームパーティーするときにも Pinterest でアイデアを探して計画したりするのですが、先日は「ガレット・デ・ロワ」パーティーをしました。
Pinterest で見つけたガレット・デ・ロワのピンをきっかけに、みんなでガレット・デ・ロワを食べるパーティーをしました。
他にも先日料理をライフワークにしている知人と一緒に #和ギャザリング というテーマを設けてパーティーをして、記事化しました。
知人と一緒に計画する際に役立ったのが Pinterest のグループボードで、二人でボードを共有してそこにアイデアを集めていきました。
-Pinterest で実際にアイデアを試してみてどうでしたか?
出来上がった時には、「これ、Pinterestでみたやつだ!」と大興奮しました。Pinterest のピンは私の憧れなんです。ですので、それを実現できた喜びは大きいですね。
-パーティーやスタイリングのアイデア探し以外では、 Pinterest をどのように使っていますか?
そうですね、去年引越しをして、中古マンションをリノベーションをした際には、本当にお世話になりました!
建築家さんと相談する時にピンを見せながら相談したりしましたし、「木材の色はこういう色味がいいです!」など細かい相談も Pin を通してコミュニケーションできたのですごく助かりました。
あとは、「カーテン」というボードを作ってまずはアイデアを集めて、最終的に完成した家の雰囲気をみながらそのボードを見直して、実際に買うカーテンを決める、といった使い方もしました。
「ダイニング」もボードを作ってどんな雰囲気にするか決めていったのですが、その際に自分の家の床や壁の色と同じようなピンを集めて、そうしたピンを参考に、具体的な家具のイメージを固めていきました。
また、素敵な家具を外部サイトで見つけたら、その画像からピンを作成し「ダイニング」のボードに保存したりもしました。そうすることで実際に買いたい家具と作りたい空間の相性を見ることができるんです。ボードをキャンバスのように使って想像を膨らませていました。
その時にボード内のピンの移動ができるのがすごく便利だな、と思いました。買おうと考えている家具はとにかく全てピンにして、お互いのピンを近くに並べてみて、相性をみたりしました。すごく便利でした!
-パーティーやリノベーションなど特別なシーン以外にも、日常的に Pinterest を使うことはありますか?
あります!
私、「fashion beauty」 (ファッションビューティー)というボードを作っていて、ファッションや髪型などに関していいと思ったピンを見つけると、日常的にそこにストックしておくようにしてるんです。
美容室に行くときには、その中から髪型のアイデアを探して美容師さんに見せたりしています。
実は、「30 代・オフィス勤めでもない・ママでもない」となると、参考になるファッション誌がなかなか無くて...困っていたんです。そんな中 Pinterest が便利で!私にとって Pinterest は、お気に入りのアイデアを集めておける、自分だけの雑誌のような存在です。
-Pinterest を仕事からプライベートまで幅広く使っていただき、ありがとうございます! Yukiko さんにとって Pinterest の魅力ってどんなところですか?
もはや私の生活の中に馴染みすぎていて、改めて聞かれるとなんでしょう。昔手帳に雑誌の切り貼りをしていたんですが、Pinterest にはそれに似た楽しさとワクワク感があります。
SNS を見ているときは受動的なんですが、Pinterest はもっと能動的に、自分の大切なものを宝箱に詰め込んでいくような感覚があります。
SNS と比較した時、Pinterest は時間軸が長いと言うのも良いところですよね。今週とか来週の予定に関することでは無く、一年後とか、もしくはもっと先の、長い時間をかけていつかやりたいと思ってることのアイデアが見つかるのは、Pinterest ならではの魅力だと思います。
Pinterest は仕事でもプライベートでも、私にとって無くてはならないツールとなっています。まさに必需品ですね!
-今後 Pinterest を使ってこんなことをしてみたい!というアイデアは何かありますか?
実は、最近 Pinterest で自分が関わったスタイリングの記事をピンとしてアップロードし始めているんです。記事をいろんな方に見て欲しくて、そのための窓口を増やすために Pinterest を活用し始めました。(ピンの作成の仕方はこちらから)
今後はアイデアの参考にするだけでは無く、「集客」ツールとして Pinterest をもっと使いこなして行きたいです。
こちらは Yukiko さんが実際に手掛けたスタイリングの記事をピンにしたもの
皆さんの Pinterest Story を募集しています
Pinterest では、世界中のユーザーが好きなものを発見し、それをきっかけに何かを実現しながら、自分に向き合う時間を楽しんでいます。ユーザーの数だけ、素敵な使い方があります。
素敵なお話は Pinterest Japan Blog にてご紹介させていただくかもしれません。また、こちらから改めてご連絡やインタビューをさせていただくこともありますので、下記のフォームにまずは入力いただき、みなさんのお話をぜひ聞かせてください。
あなたの Pinterest Story を教えてください!応募フォームはこちら
たくさんのご応募をお待ちしています!
過去の Pinterest Story
?VOL.1- ボードを駆使してホテルをプロデュースする Shoko Ryuzaki さん
?VOL.2- 新たな趣味を発見するツールとして活用する Michihiro Yamatanii さん
?VOL.3- デザイナーとしてのひらめきを探す Reika Yamasakii さん
?VOL.4- 理想のインテリアを実現させた Yukiko Araii さん
?VOL.5- 髪型のピンをベースにヘアカットする美容師 Eito Miyanagai さん
?VOL.6- ピンを見て流行をチェックするデザイナー Mizue Ifujii さん
?VOL.7- 若者のリアルな最新情報を収集する Yumemeiさん & Hoccii さん
?VOL.8- 関連ピンを活用し、新たな世界観を描くカメラマン Takumi Yanoi さん
■Pinterest URL
https://www.pinterest.jp
■Pinterest ダウンロード
iTunes App Store: https://goo.gl/rfp6C5
Google Play: https://goo.gl/yq6rtg
*ともにダウンロード無料
■Pinterest とは
ピンタレスト はアイデアを画像検索するビジュアルディスカバリーエンジンです。
オンライン上の好きなものを集めるツールとして始まり、今では世界中の人々の共通の興味関心事や「何を作ろう?」「何を着よう?」といった日常生活のアイデア探しにパーソナライズされたインスピレーションの提供が可能なグローバルプラットフォームへと成長しました。現在世界中で毎月 3 億人を超えるユーザーがピンタレストの 2,000 億件以上の保存されたアイデアを見ています。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、1,900 人以上の従業員がアトランタ、ベルリン、シカゴ、デトロイト、ダブリン、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、ポートランド、パリ、サンパウロ、シアトル、シンガポール、東京の支社に勤務しています。
Filed under: ピナーストーリー